2017年03月29日

咀嚼で心理的満足感 医科と歯科連携が大切

日本WHO協会(関淳一理事長)は大阪市中央区大手前4丁目の大阪歴史博物館でフォーラム「健口から健康へ」を開いた。参加者らは、咀嚼(そしゃく)や歯周病と生活習慣病との関係、医科歯科連携の大切さを学んだ。

2月24日に開かれたフォーラムで田中昌博大阪歯科大教授が「咀嚼の大切さ~おいしさを提供する補綴(ほてつ)歯科~」をテーマに講演し、「食物を咀嚼することによって飲み込みやすくなり、消化吸収を助ける。歯科研磨機咀嚼は心理的な満足感も満たす」と咀嚼の大切さを指摘。「歯を失ったら外観や咀嚼、食物を飲み込む嚥下(えんか)のために補綴が必要。治療には患者の意見をしっかり聞いてくれる歯科医院でブリッジ、入れ歯、インプラントで補綴してください」と呼び掛けた。

 引き続いて深田拓司大阪府歯科医師会専務理事が「歯周病と生活習慣病との関係」で講演。スリーウェイシリンジ用 ノズル深田専務理事は「歯の健康はQOL(生活の質)に大きく関わる」と強調した上で「歯周病は虫歯と並ぶ歯科の二大疾患。成人の歯周病の罹患率は70~80%。口の中には400種類以上の細菌がおり、歯周病菌が血液や唾液を介して体内に入り込み、全身の病気に影響が出てくるとされている。歯の健康のためにはメンテナンスと定期健診が大切」と述べた。
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 『医科歯科連携の現状』をテーマに3氏によるパネルディスカッションも実施。田中教授と深田専務理事は、「歯周病が全身疾患の誘因となる可能性やエビデンス(臨床結果)が出ている」と紹介し、関理事長が「今後は医科と歯科の連携を密にする必要がある」と結んだ。  

Posted by teeths at 20:35Comments(0)TrackBack(0)