2018年06月21日

ポイントは脱落歯の歯根膜を乾燥させないこと

ーー歯がばらばらに割れてしまった場合など、再植できない場合はありますか。

牛乳に浸けているからOKということ全くありません。歯根膜のダメージの程度で予後が左右されます。歯科技工用技工機器

脱落歯の根が破折してしまった場合、特にタテに割れたときは再植できません。また、歯根膜の乾燥や、感染がある場合は必ずその歯根膜を除去しなければならないため、再植しても正常な経過をたどらず、骨性癒着や歯根の吸収を起こす可能性が高くなります。歯科レントゲン

要点をまとめると...
1.歯根にはできるだけ触らない。
2.水では洗わない(浸透圧の関係で歯や歯根膜の細胞が傷害されてしまう)。
3.決して消毒薬などには浸けない(歯や歯根膜の細胞が死んでしまう)。
4.砂など汚れがついていても、そのまま保存液や牛乳などに浸ける。
5.根元からきれいに抜けたのではなく、歯が欠けた場合でも、かけらが大きければ使える場合もあるため、欠けた歯も保存液や牛乳などに浸けて持って行く。
6.牛乳もない場合、口腔内の舌下部で保持する。またはビニール袋にそのまま入れるか、手のひらでやさしく持って、歯科医院へ急いで受診。歯が乾燥してしまうので、ティッシュペーパーにはくるまない。

歯の再植の鍵となる歯根膜は乾燥に弱く、保存液や牛乳などに浸けてない場合での生存は30分が限界とされている。できるだけ早く処置を行うことが、再植成功の条件だ。

http://teeths.fukuokablog.jp/e13637.html  

Posted by teeths at 15:42Comments(0)TrackBack(0)